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世界には、いや、アメリカには変わったシェイプの葉巻がたくさんある。
さすが世界一の葉巻市場であり、タバコが生まれた大陸だけのことはある。
遊び心満載の葉巻シェイプをたくさん目にする。今日はそれらを紹介しよう。

まずはOpus X Quad-color Culebra。Culebraという3本の葉巻を編んだシェイプはクラシックだけど、これは4色のラッパーで巻いているところが面白い。
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更にこれを長くしたのがOpus X Boa Constrictor。おい、これ吸えるのかよ、とつっこみたくなる長いCulebraだ。
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次はQuesada 40th Salomon Press。サロモンの真ん中をプレスした、ってことか。ドローが心配になる。
Quesada-40th-Anniversary-Salomon-Press-1


そしてCAOの変なシェイプのアソート。こんなのも出してたんだね。
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わりとネットでよく目にするEGG。なんで卵型なんだろう?イースターにでも吸うのかな?蛇が卵を飲んだイメージか?
マデューロもある。
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そして更によく見かけるパイプ型。このタイプはオレも吸ったことがある。
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アメリカのお父さんはアメフトとベースボールをテレビ観戦するイメージがある。やはり好きなんだ、と思わせるシェイプ。
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で、サボテン。これ合成写真じゃないのかな?
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そして強者コレクター。
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これらのシェイプを眺めていると、本当に葉巻を楽しんでいるなあ、と羨ましくなる。

しかし日本では絶対にできないことだ。なぜできないか。理由は2つ。市場の小ささと税制だ。市場は海外を含めて考えるならそれほど問題にはならない。煙草に関する税制の厳しさが一番の理由だと考える。おそらく日本は世界で一番タバコに厳しい税制を持っていると思う。

例えば多くの国ではタバコの量り売りや値引きが可能だが、それは日本ではできない。また、製造に関しても厳しい決まりがあって、勝手には作れない。財務省への届け出が必要になる。以前、野村タバコのイベントで葉巻のローラーが来日して目の前で巻くイベントに参加した。そこでオレもラッパーを巻くところだけ体験させてもらったのだが、その時にローラーやオレが巻いた葉巻は売ることも進呈することもできない。財務省への届け出が無いオリジナルのタバコ製品になるからだ。通常この手のイベントでは巻きたてを売るなり進呈するなりして客を楽しませるものだが、日本ではそれができない。

じつはシャグを巻く紙にもたばこ税をかけよう、という動きが過去にあった。紙にたばこ税?それはご無体なことだろう。この時は業界による必死のロビー活動で見送られた。
これだけ厳しいんだ。たばこ税が先進国でもやや低めでも見逃せよ、と言いたい。

最近、酒造りに関しては少し緩んだおかげでマイクロブルワリーが登場し、クラフトビール文化が日本でも芽生えた。願わくばタバコも少し緩めてほしい。こんなに吸う人が減ったんだから、残ったオレたちに少しは楽しませてほしい。

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