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TSC6月例会より。
今日のテーマはパイプのメンテナンスについて。
講師はタバコニストSHこと池田氏。彼とは五反田の野村たばこで知り合ったパイプ仲間だ。当時からパイプ磨きやメンテに凝っていて様々な実験を繰り返した結果のメンテ技法を確立している。
今回はその一端である、日常のパイプクリーニングを短い時間で教授いただいた。
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前提としてなぜパイプ内部をクリーニングするのか。
それは煙草の味をそのままに味わうため。パイプ設計者の意図した味をそのままに味わうため。

参加者は説明を聞きながら実際に自分のパイプをクリーニングする、という方法をとった。
最初に配られたのはモール2種数本(プレーンとプラスチック入り)、綿棒2種(太い、細い)、無水エタノール。
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まず最初に本体からステム(マウスピース)を外す作業。
ここで注意されたのはボール部ではなくシャンクを握り、反時計回りに回しながら外すこと、はめるときは時計回転にすること。
理由は、ごく一部の古いパイプではドリルの質が悪くてねじを切ったような削り跡がある場合や、実際にねじを切ってあるパイプもあるので、どんな場合でもパイプを傷つけないためにはその方向に回すことが肝要とのこと。知らなかったわ。

次にステム内部のクリーニング。
モールに無水エタノールをしみこませ、煙道を通す。これを色が無くなるまで繰り返して終了。乾燥させる。

次にシャンク内のクリーニング。
太い綿棒に無水エタノールをしみこませ、これも色がつかなくなるまで何本も使って繰り返す。

次にシャンク内煙道のクリーニング。
細い子供用綿棒に無水エタノールをしみこませ、色がつかなくなるまで繰り返す。

最後にチャンバー(火皿、ボール)内。
これはティッシュを何枚か使って内部をぬぐう。

実際にやってみると、ステム内にはそれほどタールは溜まっていないが、それほど使用していないパイプでもシャンク内にはかなりのタールが溜まっているのがわかる。
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作業の後に追加で教えてもらったのが、無水エタノールと加水エタノール(消毒用アルコール)の使い分けについて。
タール除去には無水が強く、臭いの除去には加水がよいということ。

カーボンに関する考え方。
ブライヤー内に残留している樹液などによって時に喫味が損なわれることがある。従って一度だけカーボンを蓄積させることでキュアリングの効果を期待する。残留した樹液などがカーボンに移行する。そしてそのカーボンを除去することでパイプのポテンシャルが上がる。という仮説だ。面白い。

ブレイクインについて。
彼はブレイクイン前にもクリーニングをするという。疑似カーボンの除去、シャンク内染料の除去などを行ってから吸うという。なんとも徹底している。

その他、彼が持つ技術にはパイプをピッカピカに磨く方法もあり、それは次の機会に教えてもらおうと思う。
ちなみに彼はプロのパイプ磨き屋として有料(安いけど)でオーダーを受けている。もし会う機会があったらオーダーしてみるといい。きっとピッカピカで美味しいパイプになって帰ってくるはずだ。

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