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ちょっと遅くなったけど話題の葉巻をテイスティングしてみた。
発売当初、一部から大いに勘違いをされた新しい葉巻「TOKI」。
在来種を使った日本発の葉巻って触れ込みだったから無理も無い。
純国産葉巻と勘違いされたのだ。
これはマーケティングの手法としては、わざと勘違いされるよう誘導しつつも厳密には純国産なんて言ってないでしょ。と反論できる仕組みになっていて、ちょっと小ずるい方法。製造はドミニカ共和国La Aurora社。企画、販売はJTアイメックス。

ネーミングの由来は朱鷺、時、期、秋などから来ている。パッケージデザインはアレクサンダー・ゲルマン氏による現代的なデザインで、日本っぽさは特に無い。
テイストは日本酒や和食にも合うものをイメージしたらしい。
サイズは小さく、直径13.9mm×長さ90mmでEntreactosやPerlas辺りが近いかな。
ラッパーはコネチカット、バインダーはスマトラエクアドル、フィラーは国産在来種、ドミニカコロホ、ブラジル、ニカラグア。

触った感触はしっかりと密度高く巻かれているようだ。
パンチかフラットか迷ったが、フラットを選択。丁寧にフットを炙って着火してやる。
ドローは悪くない。ファーストインプレッションは「ふ〜ん、こんな感じか〜?」。
マイルドでハーブっぽいがやや雑な印象。在来種を感じるかといえば感じるような感じないような。ブレンドされていることを知らなければわからないだろうな。
印象としてはブラジルシガーと在来種を足したようなもの。雑味も少し気になる。甘みはない。
灰はやや濃いめのグレー。
昼なのでコーヒーと合わせてみたのは正解。あまり強いスピリッツとは合わないだろうな。香りの強い日本酒にも合わない。
普通に吸えばおそらく20分ちょっとか。

中盤から吸い方を変えてみた。パイプを吸うようにゆっくりと少しずつ煙を口に入れてゆく。
これが正解だった。味が変わった。ドミニカの仄かな甘みとニカラグアのコクにハーブがアクセントとなってとても良いバランスとなった。
元々マイルドなので、このバランスが最後まで続いた。40分

パンチカットでスローバーニングがこの葉巻のブレンドを引き出すコツだと結論づけた。

今回のJTアイメックスの試みをオレは高く評価したい。
全ての葉を在来種に頼ってしまえば美味しい葉巻にはならないかもしれない。
在来種をブレンドのアクセントに使うことに止めたことが正解だったと思う。
できれば今後、キューバ葉と在来種のブレンドにもチャレンジして欲しい。ヨーロッパで製造すれば可能なのではないか?
今後に期待したい。

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