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ビンテージ・タバコといえば葉巻がまず思い浮かぶ、そしてパイプ煙草のビンテージ缶。


シガレットのビンテージを楽しむ、という発想は一般的ではないと思う。

オレも最近まで考えたことがなかった。



しかしだいぶ前に書いた記事「種の保存計画」2005年3月27日、においてパッケージ表面に警告文の入っていないものを残したい、ということで幾つかのシガレットを購入、保存していた。既にあれから6年と4ヶ月が経っている。

このとき買ったシガレットの製造は2004年から2005年にかけてだろう、と思われる。



値上げ前に買い置いていたシガレットのストックがちょうど7月に底をついたのを機会に吸ってみよう、という気持ちになった。

震災後復活したJT銘柄の品質が安定していない、という噂も動機の一つとなっている。(実際にはPeaceを吸ったが問題なかった)



実際に手許にあるビンテージ・シガレットは。



GOLDEN BAT 2005年

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SHINSEI 2005年

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わかば 2005年

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Peace(缶と紙パッケージ) 2005年

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URUMA(沖縄限定)1998年

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HI-TONE(沖縄限定)1998年

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Violet(沖縄限定)1998年

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保存方法はそれぞれを小さなジップ付き保存袋に入れ、更に大きな袋で二重にして保管する。

カートンはそのまま大きなジップ付き保存袋に入れておく。



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この中で沖縄限定の98年ものは各1箱しかないのでもう少し寝かせておこう。

今日はそれ以外の4種を吸ってみる。



Peace

着香が多少抜けた印象。タバコの元々持っている香りが立っている。ニコチンはきっちりと残っており、吸いごたえはある。

これはフレッシュなほうが着香が楽しめるかもしれない。今回缶は開けないので缶との比較はできていない。



わかば

ちょっと辛い。いずれも加湿せずに吸っているせいかな。わかばが持つリーフのイメージが薄い。若干ニコチン感は落ちている印象。



SHINSEI

ニコチン感が強い。しかし辛さは感じない、むしろ丸くなっている印象。後半甘みが出てきた。これは旨い。



GOLDEN BAT

このシガレットはロットによる品質のばらつきが多い、という伝説で有名だ。しかしやや枯れた印象はあるものの丸くまとまっている印象。

けっこういける。



6年と4ヶ月。その歳月はさほど大きな変化を与えていなかったようだ。

Peace以外はビニールパックされていないせいか、ややニコチンが抜けた印象はある。

更に2〜3日加湿しながら味の変化を観察してみよう。



ビンテージ・シガレットはあまりお金のかからない遊びなので、気軽に挑戦してみてほしい。

保存していることを忘れることがポイントだ。



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  Peace 2005:1本

  わかば 2005:1本

  SHINSEI 2005:1本

  GOLDEN BAT 2005:5本

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  AmericanSpirit+Cohiba Club:3本

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  McClelland Virginia Woods:1ボール

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