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そして趣味喫煙への誘い。


「趣味喫煙」と聞いて「もともと喫煙は趣味・嗜好だろう」という意見もあるかと思う。

それは間違っていないと思うがオレは少し分けて考えている。

一般的に最も多いと思われる喫煙スタイルは、いつも決まった銘柄のシガレットを1日1箱程度、100円ライターで着火しながら消費するスタイル。これを普通の喫煙と定義したい。



対して趣味喫煙をこう定義したい。

喫煙具やタバコの選定に自分なりのこだわりやルールを持ち、喫煙を主とした時間を確保し、タバコの持つ味わいや香りを最大限楽しもうとする消費スタイル。



葉巻やパイプをやることが即、趣味喫煙とよべるかといえば、オレは違うと思う。

葉巻やパイプでもチェーンスモークや、ながら喫煙など、タバコが従になっているシチュエーションであれば、それは一般喫煙スタイルといえるんじゃないか。



逆にシガレット1本であっても、いくつも比較した中からベストな1本をチョイスし、場と時間を用意し、愛して止まない着火具で火を点け、シガレットの味わいを引き出す飲み物などを合わせ、ゆったりと紫煙を眺め、香りを味わう。

そんな吸い方のほうが趣味喫煙といえるんだと思う。



そもそも趣味というのは生きるために使う時間以外の時間をどう習慣的につかうか、というもの。

歴史を振り返れば、タバコも文明の進歩と共に簡便さを追い求め、現在では3秒もあれば最初の一服ができてしまうまでお手軽になった。

そして簡便さが増せば増すほど味わいが減る。これは料理などでも同じこと。

全てに簡便さを求めれば生活が味気なくなることを現代人も知っていて、趣味というかたちで部分的反抗を試みる。

タバコに思い入れがある人はそこに趣味を見いだし、時間を豊かに送ろうとする。

多くの趣味喫煙者が古い喫煙スタイルに傾倒する理由は、そのほうがタバコの味わいや香りをより良く楽しめるからだ。



もしあなたが少しでもタバコに愛着を持っているなら、趣味として考えてみたらどうだろう。



先ず吸う時間を確保すること。

次にタバコを選ぶこと。タバコの美味しさはある程度強さに比例する傾向がある。いつもより少し強めの銘柄を選んでみよう。

そして火を点けること。

ライターであれば少なくとも使い捨てでないもの、欲を言えば子孫に残したいと思えるようなものを一つは持ちたい。

あるいはマッチという選択もある。

火を点けたらあとはゆっくりと、時間をかけてタバコの味わいと香りに集中しながら楽しんで欲しい。

1服が終わる頃には今までと違った癒しの一時を過ごしたことに気付くはずだ。



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