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11月14日はパイプスモーキング全国大会があった。


残念ながらオレは都合により参加できなかった。



パイプのロングスモーキング競技とは、3gの煙草と2本のマッチだけでどんだけ長く火を消さずに吸い続けるかを競うゲームだ。



別に消さずに吸い続けると美味しいわけでもなく(むしろ不味い)、パイプの健康にいいわけでもない。(むしろ悪い)。

ではなぜ人はロングスモーキングを競うのか。



それは寂しいからだ。



パイプを吸う人たちは今でこそネットベースで気楽に集まれたり(オンでもオフでも)できるが、昔はひたすら自分の行動範囲だけで楽しむことしかできなかった。



人は群れたがるもので、孤独でいることに耐えられない。

今や世界に広がっているロータリークラブだって、もとは36歳の孤独な弁護士が始めたものだ。オレが思うに高尚な設立目的の前に孤独があったに違いない。



パイプ吸いも自然発生的に集まるようになり、パブリッククラブ的なものを作った。

「パイプ大全」によるとオランダでは17世紀の終わりにはスモーキングクラブがあり、18世紀中期にはスモーキングコンテストが行われていたという。



つまりロングスモーキングはスモーカーが集うための言い訳であり、なおかつゲームとしての難易度が高く継続的に遊び続けることができるものでもある。



毎年行われる大会も競技の前後こそがメインであり、パイプショーや懇親会などを楽しむ同好の集まりといえる。



今はネットでパイプ仲間と交流ができる。それでもオフ会などの集まりは発生し、それがパブリッククラブ的なものへと発展することもある。



人は寂しいからパイプを吸い、一人で吸うのも寂しいので集まって吸うようになるんだ。





ちなみに、オレの参加出来なかった今回の我がクラブの成績はレディース部門3位、4位を母娘で獲得出来たことが最大の収穫であった。





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