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月曜日は横浜にバーレスクを観に行った。


バーレスクダンスは1920年代のアメリカから始まった。

古典的な最期まで脱がないチラリズムのエロスを追求したショーだ。



日本においても、日劇ミュージックホールをはじめ、全国のグランドキャバレーで見ることが出来た。

しかし、日劇ミュージックホールが消え、グランドキャバレーが消えると共にバーレスクダンスも日本からほとんど姿を消した。



世界的に見てもバーレスクダンスは衰退の一途を辿っていった。

その理由として考えられるのがウーマンリブであり、フェミニズム運動であると同時に性表現の過激化だろう。

ある程度の社会的認知を受けていたソフトでアーティスティックなストリップショーは攻撃しやすく、効果を認め易く、影響力があった。



まるでタバコの立場に似ていないか?



90年代初頭、アメリカにおいてバーレスク文化が復活した。

その立役者がDITA VON TEESEだ。



そしてこれから日本のバーレスクが復活する。



今回のイベント「YOKOHAMA TEASE!」

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出演者は2003年の世界チャンピオンダンサー「エロチカバンブー」さんをはじめ、

次世代の牽引者「TAMAYO」さんなど、日本を代表するバーレスクダンサーが揃い踏む。



ボックス席に陣取った(TAMAYOさんに押さえてもらった)オレたちは、ショーが始まる前から、乾杯し、狼煙を上げた。

DJがオレたちのボックスに来て言う「この席だけすごくいい香りがする!」。



ショーが始まると、会場には昭和の匂いが濃厚に漂う。シガーの香りがよく合う。

第1部は若手、第2部は大御所。メリハリのある構成だった。

さすがに大御所の技は凄かった。手袋を取るだけの動きで男の目を釘付けにする。孔雀のように羽団扇を操る。



いつの間にかオレたちのテーブルにはTAMAYOさんの弟子や元売れっ子メイドがいて、一緒に応援していた。



ショーが終わり、昭和の空気を引きずっていたオレたちは曙町のパブレストラン「アポロ」に移動する。



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この店はもうすぐ50年を迎える老舗中の老舗だ。

ギリシャの船員が多く訪れていた頃からの名残で、フードはギリシャ料理中心。

昭和なドリンク、ハイボールを注文し狼煙を上げる。



この店に似合うタバコは日本のオールドシガレット、そしてラタキア煙草だ。





さて、

オレたちスモーカーも昭和のバーレスクのように廃れてゆくのか。

それとも平成のバーレスクと共に復活をするのか。



そろそろ社会的な狼煙を上げる時が近づいているようだ。



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この日末煙になったタバコ

Cigarettes

  Seven Stars:2本

  HOPE:6本

  中南海:5本

Pipe

  Dunhill MM965:3ボール

煙管

  小粋:3服

Cigar

  Montecristo Open Regata

  Hiromi Original Robusuto