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1910年(明治43年)創業の老舗ライターメーカーが経営破綻した。


英国において1910年に生まれたライターメーカーは1923年、ワンハンドオイルライター(フリントオイルライター)で一世を風靡し、1928年にコリブリ社として登録。後にアメリカに本拠を移し、最もポピュラーなライターメーカーとして名をはせる。



近年はシガー用のトーチライター(ターボライター)を数多く販売し、そのユニークなデザインで人気が高かった。



そのコリブリ社の経営破綻になぜオレが衝撃を受けているかというと。。。



オレの誕生日にワイフはライターやパイプやシガーをプレゼントしてくれた。

その中にコリブリのライターが2つある。

一つはスターリングシルバーのフリントオイルライター。もう一つはシガー用のターボライター。

フリントは全く問題ないが、ターボのほうが調子悪いので、プロメテウスのトーチライターと一緒に購入した渋谷アカンタに修理に出したのだ。



本国に送って直してもらうので、長ければ3ヶ月かかりますよ。といわれて預けたわけだが、1月後の今日、アカンタから電話がかかってきた。

「コリブリ社が何の前触れもなく経営破綻してしまいました。現在会社は管財人が管理しているため、預かった商品を動かせない状態にあります。したがってライターの修理ができないのはもちろん、返してもらう事も出来ません。思い出のあるお品をお預かりしているのに、申し訳ありません。ちなみにプロメテウスは部品が無いので修理できない、と返されました」



サイト(www.colibri.com)を確認すると、説明されたことが書いてあった。



なんてこった。

直らないだけならまだしも、ブツが返ってこないってのは痛い。

かろうじて使える程度の故障だったので、手元に置いておけばよかったよ。



まさかアメリカの住宅ローンがオレのライターを取り上げるとは思ってもみなかった。

まったく運が悪いとしか言いようが無い。



ちなみに、アカンタの対応はとても良心的だった。

同等の商品を代替品としてくれるそうだ。週末にでも行ってみよう。



実は別途、新宿の喫煙具屋にカランダッシュのライターを修理に出しているが、こちらは大丈夫だろうか?



オバマさん、なんとかしてくれ。→煙草blogランキング



本日煙になったタバコ

Cigarettes

  中南海:5本

  Seven Stars:3本

Pipe

  W.O LARSEN 1864:1ボール

  Dunhill MM 965:1ボール