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新年っぽく、タバコをとりまく今年の状況について考えてみた。


一般的には増々タバコが吸えない状況が広がることは目に見えている、タバコを止める人も増えてくるだろう。

反面、オレたちのように趣味人の自覚を持った愛煙家は増えてくるだろう、と予測する。

今よりも嫌煙攻撃が激しくなれば、無自覚にタバコを吸っている人達も、何故自分がタバコを吸うのかを考えるようになるだろう。

そうなれば、自然と今吸っているシガレットだけではないタバコの世界を探求してみよう、と思う人も増えるはずだ。

そこで出会うシガーやパイプ煙草に深い魅力を感じる人、感じない人、それぞれの道を発見すると思う。



さて、今シガースモーカーにとっての大きな関心事がある。

それはキューバのカストロ首相の健康と、中国の経済成長だ。

カストロ首相に関しては、現在アメリカによる経済封鎖が続いているため、表向きシガーをアメリカに輸出できない。

もし彼が死去して新しい政権が少しでもアメリカ寄りになった場合、かなりの量がアメリカに輸出されるだろう。

そうなれば、日本にどれほどのシガーが入ってくるだろうか。また、偽物も今より増えるだろう。

次に、ワインやチーズのように、豊かになった中国人たちがシガーを吸いまくるようになれば、また日本に入ってくる量が減りそうだし、偽物も増えるだろう。

つまり、カストロ首相の健康と中国の経済発展は、オレのヒュミドールの中のシガー量を左右する。ということだ。

今のところ、両者とも悪い方向に向かっている。



次にパイプについて。

これは流行っているような、流行っていないような、微妙な状況だと思う。もちろん、オレが子供の頃のようなブームには決してならないだろう。

しかし、昨年のパイプスモーキング選手権は新聞でも報道されていた。また夕刊フジでもパイプ喫煙を紹介する記事を最近目にした。

いずれの記事も会社をリタイアする団塊の世代に向けたものだった。若い世代にはなかなかウケない。

以前にも書いたが、パイプには「セクシーが足りない」ので、どうしても「お爺ちゃん」なイメージを持たれてしまう。

シガーはちょいワルだけど、パイプはお爺ちゃん。

そんなとらえられ方をされている。シガーに感心を持つ女がいても、パイプを語り出すとそっぽを向かれてしまう。

今年も相変わらず中高年男性向けの趣味としてどこまで広がるか、見守ってゆきたい。



最後になったけど、

明けまして御目出度う御座います、

本年も当ブログを宜しくお願いいたします。



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本日煙になったタバコ

Cigarettes

  PEACE:1本

  American Spirit Black:7本

Pipe

  RATTRAY'S Hal O' the Wynd:1ボール

  SAVINELLI Armonia:3ボール

Cigar

  XI Aniversario Tienda Partagas - Monte A-2002