このところゆっくり葉巻の時間がとれなかったオレもGWで一息ついた。
ここはゆっくりとシガーでも燻らせようじゃないか。
GWの間(4日間)に煙にしたシガーを真面目にレビューしてみる。
もちろんオレの私的な感想だから話半分に聞いておいてくれ。
シガーは同じブランドの同じVitola(Category、Shape、Formatともいう。形と大きさの呼び名)でもボックス毎、年度毎に味が変わってきたりする。
また、同じボックス内でもdraw(吸い込み易さ)の善し悪しがあったりもする。
だから、他人が「素晴らしい」と言っても必ずしも同じ体験ができるわけではない。
レビューの見方はVitolaとSize、感想を表記し、最後に☆印で採点した。5starsが満点。
Cohiba Siglo I
Vitola=Perla Size=102 x 15,87(mm)
Sigloシリーズは1〜6まであってCohibaの中では新しいシリーズだ。オレの中では1と6の評価が高い。
このSiglo Iは小さいながらCohibaの魅力をバランス良く備えている。このサイズのシガーの出来がそのブランドの評価を左右する。とも思う。若いとやや粗い感じがする。
Cohibaの熟成された旨味と複雑な香りの入り口が楽しめる。
☆☆☆
Cohiba Double Coronas Edicion Limitada 2003
Vitola=Prominente Size=194 x 19,45(mm)
ちょっとdrawが悪いものに当たってしまった。コストパフォーマンスの悪い葉巻。バランス自体は良いのだが、このサイズにしては物足りない感がある。中間を過ぎると甘みとボディー感が出てきて楽しめる。
Lancerosのような華やかさもないし、Esplendidosを薄めて伸ばしたような印象。
☆☆☆
Cohiba Esplendidos
Vitola=Julieta Size=178 x 18,65(mm)
朝吸った。ラッパーはオイリーで食欲をそそる外見。やはり旨い。Cohibaに使われる葉は他のブランドのそれよりも余計に熟成させると聞く。そのせいか深い旨味と複雑なハーブ様の香りと微かな甘みがある。Lanceros以降のCohibaが目指した味と香りがここにある。
前半の変化は穏やかで、終盤に甘みとスパイシーさが強調される。最後まで旨いシガーだ。
CohibaはLancerosとEsplendidosだけでいいような気もする。
☆☆☆☆
Hoyo de Monterrey Particulares Edicion Regular
Vitola=Gran Corona Size=235 x 18,65(mm)
2001年のLimitadaのシングル・リング、レギュラーものだ。ちょっと珍しい。
bloom※が浮いていて、食欲をそそる。長いシガーの序盤は軽く扱い易い。drawも大変良く、煙はややクリーミーで香りは控えめな甘さを伴ったハーブ。劇的に変化するタイプではなく、ゆっくりと長さに応じて変化してゆく。後半はナッティーな風味とボディー感が増す。よく出来た葉巻だ。一本を灰にするのに3時間くらいかかってしまうので、ちょくちょくは吸えない。
☆☆☆☆
Partagas Series D No. 4
Vitola=Robusto Size=124 x 19,84(mm)
Cohiba Robustosと並んで日本で最も人気の高いシガーだ。
巻きも美しく、味と香りのバランスがよく、煙もクリーミーで繊細。後半スパイシーで強くなる。が、今回はdrawの悪いものに当たってしまった。もともとそつの無いシガーで、実はあまり好みではない。最近ラッパーの色が薄くなったような気がするのはオレだけか。
☆☆
Montecristo Edmundo
Vitola=Edmundo Size=135 x 20,69(mm)
Monteの新しいレギュラーVitola。出てすぐに買って今日まで寝かせたものだ。オレは最も個性の無いMonteと評している。出てすぐに試した印象に比べると少し落ち着きがでてきたようだ。巻きもきれいで、drawも良い。
前半1/3くらいまでは華やかな香りで煙量も多く、美味しいのだが、それを過ぎると単調になってしまう。実はPartagasの新しいVitolaであるSeries P No.2にも同じ印象を持っている。
☆☆☆
Saint Luis Rey Lonsdales SLB cab
Vitola=Cervantes Size=165 x 16,67(mm)
(写真は化粧箱入り)
このシガーのキャビネットセレクションは非常に珍しい。初めて試したのだが、これは見かけたら買いだ。非常に美味い。
クリーミーな煙、仄かに甘い蜂蜜のような香り。口当たりはマイルドだがニコチン感は強い。後半1/3からはスパイシーで強いシガーへと変化する。
久しぶりに素直に美味いと言えるシガーに出会った。
☆☆☆☆☆
※bloomとは熟成の進んだシガーの表面に現れる粉のようなもの。白カビとか酵母(bloomとは一般に酵母を指す言葉だから)とか言われているが、実際にはシガー葉の精油成分がしみ出して結晶化したもの。
いったいこれでいくらになるのだろう?計算が苦手でよかった。
素晴らしいGWだった。
煙草blogランキング
本日煙になったタバコ
Cigarettes
American Spirit:8本
Pipe
BalkanSobranie:1ボール
Rattray's Marlin Flake:1ボール
Union Leader:1ボール
Cigar
Cohiba Esplendidos
Saint Luis Rey Lonsdales SLB cab
もちろんオレの私的な感想だから話半分に聞いておいてくれ。
シガーは同じブランドの同じVitola(Category、Shape、Formatともいう。形と大きさの呼び名)でもボックス毎、年度毎に味が変わってきたりする。
また、同じボックス内でもdraw(吸い込み易さ)の善し悪しがあったりもする。
だから、他人が「素晴らしい」と言っても必ずしも同じ体験ができるわけではない。
レビューの見方はVitolaとSize、感想を表記し、最後に☆印で採点した。5starsが満点。
Cohiba Siglo I
Vitola=Perla Size=102 x 15,87(mm)
Sigloシリーズは1〜6まであってCohibaの中では新しいシリーズだ。オレの中では1と6の評価が高い。
このSiglo Iは小さいながらCohibaの魅力をバランス良く備えている。このサイズのシガーの出来がそのブランドの評価を左右する。とも思う。若いとやや粗い感じがする。
Cohibaの熟成された旨味と複雑な香りの入り口が楽しめる。
☆☆☆
Cohiba Double Coronas Edicion Limitada 2003
Vitola=Prominente Size=194 x 19,45(mm)
ちょっとdrawが悪いものに当たってしまった。コストパフォーマンスの悪い葉巻。バランス自体は良いのだが、このサイズにしては物足りない感がある。中間を過ぎると甘みとボディー感が出てきて楽しめる。
Lancerosのような華やかさもないし、Esplendidosを薄めて伸ばしたような印象。
☆☆☆
Cohiba Esplendidos
Vitola=Julieta Size=178 x 18,65(mm)
朝吸った。ラッパーはオイリーで食欲をそそる外見。やはり旨い。Cohibaに使われる葉は他のブランドのそれよりも余計に熟成させると聞く。そのせいか深い旨味と複雑なハーブ様の香りと微かな甘みがある。Lanceros以降のCohibaが目指した味と香りがここにある。
前半の変化は穏やかで、終盤に甘みとスパイシーさが強調される。最後まで旨いシガーだ。
CohibaはLancerosとEsplendidosだけでいいような気もする。
☆☆☆☆
Hoyo de Monterrey Particulares Edicion Regular
Vitola=Gran Corona Size=235 x 18,65(mm)
2001年のLimitadaのシングル・リング、レギュラーものだ。ちょっと珍しい。
bloom※が浮いていて、食欲をそそる。長いシガーの序盤は軽く扱い易い。drawも大変良く、煙はややクリーミーで香りは控えめな甘さを伴ったハーブ。劇的に変化するタイプではなく、ゆっくりと長さに応じて変化してゆく。後半はナッティーな風味とボディー感が増す。よく出来た葉巻だ。一本を灰にするのに3時間くらいかかってしまうので、ちょくちょくは吸えない。
☆☆☆☆
Partagas Series D No. 4
Vitola=Robusto Size=124 x 19,84(mm)
Cohiba Robustosと並んで日本で最も人気の高いシガーだ。
巻きも美しく、味と香りのバランスがよく、煙もクリーミーで繊細。後半スパイシーで強くなる。が、今回はdrawの悪いものに当たってしまった。もともとそつの無いシガーで、実はあまり好みではない。最近ラッパーの色が薄くなったような気がするのはオレだけか。
☆☆
Montecristo Edmundo
Vitola=Edmundo Size=135 x 20,69(mm)
Monteの新しいレギュラーVitola。出てすぐに買って今日まで寝かせたものだ。オレは最も個性の無いMonteと評している。出てすぐに試した印象に比べると少し落ち着きがでてきたようだ。巻きもきれいで、drawも良い。
前半1/3くらいまでは華やかな香りで煙量も多く、美味しいのだが、それを過ぎると単調になってしまう。実はPartagasの新しいVitolaであるSeries P No.2にも同じ印象を持っている。
☆☆☆
Saint Luis Rey Lonsdales SLB cab
Vitola=Cervantes Size=165 x 16,67(mm)
(写真は化粧箱入り)
このシガーのキャビネットセレクションは非常に珍しい。初めて試したのだが、これは見かけたら買いだ。非常に美味い。
クリーミーな煙、仄かに甘い蜂蜜のような香り。口当たりはマイルドだがニコチン感は強い。後半1/3からはスパイシーで強いシガーへと変化する。
久しぶりに素直に美味いと言えるシガーに出会った。
☆☆☆☆☆
※bloomとは熟成の進んだシガーの表面に現れる粉のようなもの。白カビとか酵母(bloomとは一般に酵母を指す言葉だから)とか言われているが、実際にはシガー葉の精油成分がしみ出して結晶化したもの。
いったいこれでいくらになるのだろう?計算が苦手でよかった。
素晴らしいGWだった。
煙草blogランキング
本日煙になったタバコ
Cigarettes
American Spirit:8本
Pipe
BalkanSobranie:1ボール
Rattray's Marlin Flake:1ボール
Union Leader:1ボール
Cigar
Cohiba Esplendidos
Saint Luis Rey Lonsdales SLB cab
わたしは COHIBA SIGRO #2 を大事に持ってますが
ここぞと言うときに吸いたいので
なかなか吸う機会がありません
やっぱ葉巻はかなり贅沢品
30分〜2時間弱の時間を楽しむためにン千円ですからね
あまりパカパカ吸えません
ピエールさんには頭が下がります
そういえば前にパイプの良さを聞かれた時
「時間だね」と答えました
ものは違えど時間を楽しみたいのは同じですね