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本棚を整理していたら、古いタバコの雑誌が出てきた。

20年ちかく前のタバコの雑誌からは、自由すぎるくらいの喫煙環境を感じることができた。


思わず本棚の整理の手を休め、パイプに火をつけて2冊の雑誌を隅々まで読みふけってしまった。



'85別冊太陽煙草の本

85



'86別冊太陽煙草の本

86



平凡社から出版されたこの雑誌は現JTがスポンサーになって作っている別冊太陽タイアップ号だ。

記事は全てタバコを讃えるもののみ。今では作れないような内容だ。



この雑誌には多くの文化人、芸能人が登場し、それぞれのタバコへの想いを語っている。今はもう吸っていない人も含まれているはずだ。

そしてメインコンテンツにあたるのがタバコカタログ。今では見られなくなった懐かしいモノを見つけることができる。



01

吸ったことはないが、立派な箱に入った国産最高級葉巻 Paondor 10,250円/25本入



02

今やコレクターズアイテム、値段は10倍くらい? Davidoff Ch醇Cteau Haut-Brion 50,000円/25本入



03

つい最近消えたパイプ煙草。人気があったのにね。 Balkan Sobranie 1,360円/50g



特集ページには古いマッチのラベルデザインや、古い広告が紹介されている。



04

この広告はオレが生まれる前の広告だが、そのフレーズはオレも使ったことがある。声に出して読みたい名コピーだ。



この雑誌で知った意外な事実は、国産刻みたばこ「小粋」が1985発売だということ。1979年に「ききょう」が生産中止になってからしばらく国産刻みが無い時期があった。その間はマニラ産の「山吹」のみだった。その「山吹」も最近消え、刻みは若い「小粋」のみとなった。これは無くならないでほしい。

しかしこの「小粋」という刻み煙草はうまい。日本の在来種のみを使っているそうだが、ふっくらとした甘さと日向のような香り。そして見た目も美しい。幅0.12mmという世界で最も細いカット。乾燥させたら粉になってしまうので、オレはもっぱらヒュミドールで保管している。

ぜひトライしてほしい一品だ。乾燥させると辛いので注意。



などと想いを巡らせるうちにパイプの煙草が燃え尽きた。

この雑誌はまた本棚の奥にしまっておこう。



本日煙になったタバコ

Cigarette

 中南海 one:10本

 Peace:5本

Pipe

 Rattray Hal O' the Wynd:1ボール

 W.O.Larsen Clasic:1ボール

 Esoterica Tobacciana Margate:1ボール

Cigar

 Cuaba Distinguidos

煙管

 小粋:2服