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シガレットは、最初の一服が旨い。とよく言われるが、シガーは違う。


一本のシガーを灰にする間、様々な変化を味わうのだが、平均するとこの辺が美味しいと感じる部分がある。

少し乱暴な言い方だが、コロナ以上のサイズでは1.5センチから半分くらいまでが、最もそのシガーの個性が現れると思う。



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ただし、この期待を裏切られるのもまたシガーの魅力でもある。

火をつけた瞬間からガツンと香りとニコチンの先制パンチをくらうこともある。

また、最後の3分の1あたりから、今まで大人しかったシガーが暴れ出すこともある。

稀に出会える素晴らしいシガーは点火から熱くて持てなくなるまで、アロマとニコチンで酔わせてくれる。

もしそんなシガーに出会ってしまったら、一生別れることはできなくなるだろう。



また、良く話題になる事柄で、「どこまで吸う?」というのがある。

もちろん、人によって、シガーの数ほど回答はあるだろう。

オレの場合はリングの手前5ミリまではなるべく吸うようにしている。そしてそれを基準に「ここで止めるわけにはいかない」というシガーと「そこまでは吸えませんぜ」というシガーに別れてくる。もちろん前者は最高のシガーだ。

最高のシガーを吸っているときに思うことは、「もし、オレの唇が燃えにくい素材でできていたらコイツを全て灰にしてやるんだがな」。



本日煙になったタバコ

Cigarette

 American Spirit Organic Blend:5本

Pipe

 W.O.Larsen MasterBlend:1ボール

 W.O.Larsen Clasic:2ボール

Cigar

cigar.com Cameroon Label Torpedo

Tabacalera Corona Sumatra

煙管

 小粋:一服