20040923-nan


「タバコの煙は冷えているほど旨い」。
タバコ好きだったら誰でも知っているありがたい格言だ。
といってもそれは紙巻きのシガレットに関してではない。主にパイプ、そしてシガースモーカーにとって重要なことなのだ。

火をコントロールすることが良き喫煙において命であるということは、はたから見ていてもわからない。慣れないうちは神経を火に集中させながら、必死にコントロールしようとするがうまくいかない。しかし長年の経験によって、スモーカーは水鳥のように優雅に吸い、無意識に水面下で火をコントロールしている。同じタバコを吸っていても味が違うという事実。これがスモーキングの奥深さだろう。

以前、南極の昭和基地スタッフが書いたコラムに「南極で吸うパイプの味は最高っす」。というコメントを見つけた。究極のCool Smoking。その時オレの中に「いつかオーロラでも眺めながら美味しいパイプを吹かしてみたいものよのう」。という小さな野望の火が灯った。


本日煙になったタバコ
Cigarette
 中南海ONE:5本
 American Spirit Yellow:10本
Pipe
 Black Delight:3ボール
Cigar
 Cohiba Lanceros
 Saint Luis Rey Belicoso(Honduran)