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1917年1月16日、健康増進法改正案の概要が報道された。
読売新聞の記事によると改正案のポイントは以下のようなものだった。
・飲食店内は原則禁煙とするが、喫煙室の設置を認め、悪質な違反者には過料を科す。
・医療機関や小中学校などは敷地内を全面禁煙とした。
・大学や官公庁は屋内を全面禁煙としたが、屋外での喫煙は容認した。
・飲食店や駅構内なども屋内原則禁煙としたが、喫煙室の設置を認めた。
・官公庁や公共交通機関などの施設管理者に、
 1.喫煙禁止場所であることを掲示する
 2.喫煙が禁止されている場所に灰皿などを置かない
 3.禁止場所で喫煙した人に中止を求めるよう努める――などの責務を課すことも明記する。
 違反した喫煙者や施設管理者には、都道府県知事などが勧告や命令などを出し、改善しない場合は過料を科す。

横浜市の受動喫煙防止条例を思い出したが、若干それよりも厳しくなっている。横浜市の場合は床面積など、かなり細かい区分けがあり、吸える店を許容している部分があったが、健康増進法にはそれが感じられない。横浜のニューグランドのバーは吸えなくなったが、近所のバーでは吸えた。
東京オリンピックもあり、東京をターゲットにした禁煙の動きが加速している印象を受ける。

今回の報道に対しては様々な反応を見ることができた。
愛煙家や喫煙に理解のある人たちは、吸える店と吸えない店があって、それぞれが選択すればいいじゃないか。
そうなるようにロビー活動をすべきである。
マスコミは嫌煙者に味方する報道が多い。
といった意見が多い。

一方、嫌煙派の意見としては、自分たちはタバコが吸える店には絶対に行けない。どんなに評判の店でも行けない。したがって全ての店は禁煙にすべきで、喫煙室を設けたらそこから臭うので全面禁煙にすべきだ。
マスコミは喫煙者に味方する報道が多い。
という意見が多かった。

どちらの意見も理解できるし、まあそう言うだろうな、というものだ。
愛煙家であるオレの視点で見ると、喫煙者の主張はやや控えめで、嫌煙者の意見は容赦ない。
オレが思うに、これは「好きなもの」と「嫌いなもの」に対する一般的な反応なんだろうなぁ。
例えば、オレは納豆が嫌いなので、この世から納豆が無くなればいいと思っているし、飲食店で納豆を出す店には絶対に行かない。反面、オレが好きなガトーショコラを全ての飲食店が置けばいい、とは主張しない。

人は嫌いなものにはとことん攻撃的になれるが、好きなものには控えめな要求をする。
タバコをめぐる攻防はこのようなものではないだろうか。

いずれにせよ、タバコを吸うことは法律で禁止されていない。
ならば吸う場所が皆無になることはこの先もない。

だからオレは安心して吸う。今日も、明日も吸う。

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