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今年も無事に終わった。
コンペやショーの詳しい様子は公式ブログで後ほど報告するとして、オレがショーの合間に撮影した写真などでショーの雰囲気や裏側を伝えようと思う。

12月4日、スタッフは開場の1時間くらい前に集合する。そこから会場の設営や出展者の誘導などを行う。
10時開場であることは周知されているものの、いつもフライングで入場する人が数名いるので、今回はドアを閉めての設営。10時前にはやはりウェイティングの列ができていた。マイクを握り、今年も頑張りましょう。と声をかけてドアを開ける。続々とお客さんが入場する。この瞬間は準備の苦労を忘れて頬が緩んでしまう。

今回はラールセンの限定煙草の有料試喫などもあり、オペレーションには一抹の不安もあった。また、売り切れてくれなければ困る、という事情もあった。
これがラールセンのヒュミドール。売り切れたら抽選で一名にあげる予定の品。

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よく驚かれるだが、コンペへの出品は当日受付としている。なので当日になるまで作品がどれほど集まるかわからない。
予想もしないのだが、今回は67本という大量出品であった。これは過去最大。

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昼前にはかなりのお客さんがみえて、早くも導線が詰まっていた。この会場の限界を感じた。

出展者はパイプ作家を中心に、パイプメーカー、煙管作家、ライターコレクター団体、関東パイプオフ会、日本パイプクラブ連盟など。各ブースで濃い会話が交わされている。

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オレも煙管の試喫などをさせてもらった。
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今回は故桑原氏を偲ぶ展示や、桑原賞というクラシックシェイプに与えられる賞も新たに加わった。

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コンペ優勝者は小坂怜氏。実は小坂氏、一人で30数本の作品を出品した。受付の際、大量出品は票が割れて賞が獲りにくいかもしれないよ、と伝えたがあえて出品。そして見事優勝した。すごいパワーを感じる若い作家である。
そして小坂氏は桑原賞を同時受賞した。それだけレベルの高い作品を作ったということだ。

修了間近にグローズヴァルトの社長から提供されたラールセンの限定品をみんなで試喫。
ヴァージニアにブラックキャベンディッシュ、バーレーなどに加えてゲールというハーブがブレンドされた煙草。ゲールというのはヨーロッパ特有のハーブで煙草ではない。料理や、昔は煙草にもよくブレンドされていたそうだ。
無着香だが、ハーブのせいかスーっとする味わい。マイルドでクリアな香り。吸ったことのない香りだ。最後まで濁らない味わい。美味しい。
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そしてショーは大きなトラブルも無く閉会。1時間をかけて後片付けと消臭作業。これをしないと来年断られる可能性もある。
そして打ち上げへ。今回の打ち上げは五反田のシェリーミュージアム。ぶっとい葉巻を吸いながらの反省会。来年に向けての改善点なども話し合う。

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当日はとにかく疲れた。翌日も仕事のために早起きしなくてはならないので、帰宅してシャワーを浴びて日が変わる前に就寝した。
年に2回のイベントが終了。大きな充実感と大きな疲労感。人生を濃くしてくれる一日が終わった。
また来年に向けて色々と考えなくてはならないが、それも楽しみである。

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