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先日の大煙会について個人的に感じたことをつらつらと書くことにする。
もう7回もやっている大煙会だけど、毎年少しずつ違うことがあり、飽きることはない。
今年もいくつか個人的なトピックスを内部事情を中心に挙げてみよう。

運営サイドのお話しとして、大煙会の会計は基本的にトントンを目指している。なので出展料もギリギリのラインを設定しているから、時々出展者の方々から「安いんじゃないの?」と心配されることもある。ブースがぎっしり埋まれば若干の黒字になる計算をしているが、昨年までは満席というところまでいかなかった。もちろんこれは運営の我々の営業力不足が原因だ。
しかし、今年はぎっしりブースが埋まった。これにより、累積赤字が多少軽減できたことがありがたかった。

来場者は多いほどよい。多ければ出展者の利益にもつながる。今回は意識的にSNSなどを利用した丁寧な発信を心がけた。やっている途中で手応えもあり「今年の来場者はいままで以上になるはず」。という予測を事前にスタッフに発信でき、それに対する準備もできた。
実際に300人近い来場があり、いつもより100人近く増えた。

また、会場との関係を重視して、反発覚悟で「何かドリンク注文してね」。というメッセージも出した。これも概ね理解を得られた、という手応えがあった。

今回新しい試みとして、会場外でのイベントを開催し、それがとても好評だったことも嬉しかった。
シガーバー「レゼルヴァ」さんの全面的な協力を得て開催した「シガーと酒のマリアージュ講座」は満席となり、参加者からもよい反応があった。

毎年、パイプ講習会の講師を務めていただいている大久保氏。彼はパイプスモーキング愛のとても強い人だ。若い参加者から見たらお爺ちゃん、と呼びたくなるくらいのお年の方。彼はいつも「オレもメンバーだから、いつでも呼んで、ぜひ呼んで」と声をかけてくれる。ほんとうにありがたい。

展示でオレがもっとも驚いたのが、国立大学の卒論「煙管の制作技法と技術の伝承について」と制作「日本の金工技法を用いた煙管制作-江戸・明治煙管の模造と四季の付喪神」を展示していた氏家さん。
こんな若い人がこんな渋い煙管の世界にやってきたのか、という驚きと、その作品のセンスの良さ。このような若者がいる限り日本の煙管文化は継承されていくんだろう、と安堵の気持ちも持てた。どうかこれからも続けて欲しい。

来場者を眺めていて感じたのは、女性が増えたこと、若い人が増えたこと。兄妹で来てくれた人、早稲田大学煙草研究会の面々など、女性や若い人たちに趣味喫煙が広がることは、オレ達の目的に合致している。このこともとても嬉しかった。

もちろん、人が増えたことで細かい問題点も浮かんできた。来年はその辺りの対応もきちっとしながら、より楽しい大煙会を目指すつもりだ。
来年も期待してほしい。

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