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TSC例会。本日のテーマは刻みのオリジナルブレンド。
とても幸運なことに、現在日本では3種の在来種葉たばこが刻みとして販売されている。
「出水」、「達磨」、「松川」の3種である。
既に試した人も多いかと思うが、今回は様々な配合でブレンドしてTSC推奨ブレンドを探ろう、という企画。

どのような配合を何種類作るかを参加者で協議。
3種の割合を変えながらブレンドすると大量にできてしまうので、2回に分ける事に決定。
今回は松川と達磨を主にブレンドした。

ちなみに3種セットを買うとおアイメックス推奨ブレンドが紹介されている。
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今回試したブレンドは4種
1,松川8:達磨2(アイメックス推奨)
2,松川5:達磨5
3,松川2:達磨8
4,松川2:達磨4:出水4(アイメックス推奨)
これらを葉を崩さぬようにやさしく混ぜる。そして利いてみる。
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皆の感想は以下の通り。
1,きれい、無難、やや甘み、おとなしい、臭みが無い、日本酒に合いそう。和食ブレンドと名付けた。(アイメックス推奨)
2,柔らかい、小粋に近い、マイルドだが味はしっかり。フラットブレンドと名付けた。
3,吸い応えアリ、ピリッとしている、ストロング。ストロングブレンドと名付けた。
4,予想ではやや強めと思ったが1に近く優しい、マイルド、初心者によさそう。(アイメックス推奨)

人気は3が最も多かった。やはり吸う人によって変わってくるのだろう、葉巻やパイプを吸う人にはすっきりした小粋テイストよりもややストロングで吸い応えのあるものが好まれるようだ。逆にアイメックス推奨は誰でも吸いやすいきれいなテイストを目指していることがわかった。
ということで、第一弾は「松川2:達磨8」をTSC推奨刻みとする。
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さて、ここでゲスト参加された方からサプライズのプレゼント。
なんと90年以上前に作られた刻みをテイスティングさせてもらった。
銘柄は「ふくじゅ草」。明治から昭和4年まで製造されていた刻みだ。
驚いたのはその刻みの細さ。現在の小粋よりもずっと細い刻みだ。これが本来の手で刻んだ煙草で、世界で最も細いカットとよばれるものだ。
これに比べてしまうと現在の刻みはかなり雑に見えてしまう。
手触りも柔らかい。かるく丸めて火皿に乗せて着火。
驚いた。煙がクリーミーでふくよか。香りはまさに日向の畳。甘みもある。
オレの理論では煙草は細かくすればするほど香りやニコチンなどが飛んでしまい、いわゆる「抜けた味」になってしまうはずだった。
しかし、これは生きている。元々の葉の質や保存状態もあるだろうが、在来種の葉には飛びやすい香りの成分が少ないのかもしれない。
色々と考えさせられてしまう刻みだ。
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そしてロンスモはドイツ土産の「Rum and Maple」久しぶりの甘めな煙草だ。葉が薄く乾燥していて、火持ちは良いが燃えるのが早かった。
みんなのタイムはそれほど伸びなかった。
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今日はタバコの奥深さをまた知ることとなった。

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本日煙になったタバコ
Cigarettes
  中南海:6本
  HOPE:3本
煙管
  ブレンド刻み各種:10服以上
Pipe
  Dunhill Nightcap:1ボール
  Rum and Maple:1ボール
Cigarillo
  Cohiba Mini White:1本
Cigar
  Fonseca KDT Cadetes