top







オレだけではないと思うが、季節によって美味しく感じるタバコは変わってくる。
これから書くのは季節毎に吸うタバコをお勧めするというよりも、自分の年間喫煙行動を観察して感じたことを書くとする。

この記事を書いている今日は3月3日だ。まだ寒いが時折暖かい日が訪れ、春がすぐ近くまで来ている事を実感する。
このあたりから5月まで不安定な日が続く。
人間は天候によって体調や気分が左右されがちだ。もちろん味覚や嗅覚も同様に左右される。だから日によって吸いたいタバコも変わってくるんだ。

まず葉巻はどうか。
オレは葉巻というのは夏のタバコだと思っている。葉巻が作られるのは主に赤道に近い地域だ。そして知識として葉巻が作られる地域の風景もインプットされている。
だから葉巻を吸う時には常夏のイメージが脳裏に浮かぶんだ。
もちろんそれだけが理由ではない。梅雨以降日本は高湿度期間に入り、葉巻の状態をよく保ってくれる。また、葉巻は複雑な香りの塊とオレは思っているのだが、暑いとその香りの塊がほぐれ、様々な香りが踊るような印象を受ける。
できれば日の当たる場所で冷たい飲み物をやりながら、ラテンミュージックと共に楽しみたい。

パイプはどうか。
パイプという道具を使うため、どうしても手元が熱くなることに抵抗があり、夏は吸う回数が減る。
逆に冬はいつでもパイプの温かさが恋しくなる。ヨーロッパの比較的涼しい地方で発達したのは気温と無関係ではないと思う。
また自分の好みとして、濃厚な味わいの煙を少しずつ味わうのがいい。直径1mm程度の穴から濃厚な煙を少しだけ口に含み味わう。これが葉巻の場合直径十数ミリの切り口から大量の煙を口内に含み、口から立ち上る煙の香りを楽しむ。
副次的なこととして、パイプメンテナンスの楽しみがあるが、これも汗をかきながらやるよりも暖房にあたりながらのほうが楽しい。
温かくて甘い飲み物、女性ジャズボーカルと共に楽しみたい。

シガレットはどうか。
あまり季節を意識されることはないだろうが、オレの場合こう感じる。夏場は湿度が高く、味わいは甘く感じる。冬は煙がややクールになり美味しく感じる。
シガレットの火種は温度が高く、夏はやはり暑苦しい。だから、理想は加湿してあげて寒い季節に吸う。だと思う。手巻きも同様だ。
シチュエーションはなんでもよい。コーヒーと合わせるのが好きだ。

煙管はどうか。
刻みのコンディションは夏がよい。また竹を使った煙管は見た目も涼しげな印象を持っていて、持ち手が熱くなることもない。夏前後に楽しみたい。
ほうじ茶でも飲みながら。BGMは落語だな。


人によっては違う、と感じる事もあるだろう。
もちろん、吸いたいと思うタバコを吸いたいタイミングで楽しんでいるだけだが、オレには上記のような傾向があるようだ。
酒や茶を含めて自由に楽しめる嗜好品がいつも身の回りにあることは最高に幸せなことだ。

人気ブログランキングへ
たばこ人気ブログランキングへ

にほんブログ村 その他趣味ブログ 愛煙・タバコへ
愛煙・タバコランキングへ

「東京パイプショー」公式ブログ

「大煙会」公式ブログ


本日煙になったタバコ
snuff
  Lotzbeck:1ショット
R.Y.O
  COLTS blue:1本
Cigarette
  中南海:7本
  HOPE:6本
Pipe
  Robert Mc Connell Black Parrot special cut:2ボール