2月1日からMEVIUSが発売された。
2013年2月1日、日本で、世界で愛されてきたシガレットMILD SEVENがMEVIUSという新ブランドへと移行した。
MILD SEVENは1977年、当時初めてのチャコールフィルター採用で人気だったSeven Starsのマイルド版として登場した。
発売当初はSeven Starsのイメージを踏襲していたが、1994年、ブルー系の新しいデザインとなり、別ブランドへと分化していった。
1981年から海外で発売されているが、現在では日本のシガレットとしては不動のNo.1ブランドとなっている。
オレにとっても若い頃から何度も吸っていたもので、少し寂しい気がする。
1月31日にたばこ屋でMILD SEVENを1カートン押さえておいた。そして2月1日、早速MEVIUSを買ってきた。
移行期は2月上旬ということで、まだMILD SEVENも残っている。オレのように何年か寝かせてからMEVIUSとみせかけてMILD SEVENを吸う、というような事がしたければ、早めに買っておいたほうがいい。
パッケージを見るとそのデザインとネーミングに苦労がうかがえる。
No.1ブランドをなぜわざわざリブランディグする必要があったのか。
それは、ネーミングによるものだった。世界で販売するには「マイルド」という言葉の使用が制限される国があり、どこでも販売できるネーミングが必要だったのだ。
だから同じマークを使用し、ロゴの書体も近いもの(厳密には異なるフォントデザイン)、「M」で始まる覚えやすいネーミング。その他デザインのディテールは全く同じ。もちろん中身は一緒。
ちなみに、MEVIUSのネーミングの由来がパッケージに記されていた。
『MILD SEVENの「M」と「S」に、進化(EVOLUTION)を意味する「E」「V」を加え、ブランド「I」とお客様「U(YOU)」のつながりを表現。"MEVIUS"〈メビウス〉ここに始動。』
どうでもいい文章だった。広告屋の提案書そのもので、自分も書きそうな内容で笑ってしまった。
ネーミングの決定過程も想像ができてしまう。Mで始まり、なるべく多くの文字がMILD SEVENと共通している単語を探し、MEVIUSにたどり着く(U以外はMILD SEVENに含まれている文字)。ネーミングが決まればこじつけを作り上げて完成。ロゴはベースになる書体をアレンジしてイメージが遠くならないよう、バランスをみながら微調整して、元よりも少し強い印象を与えている。
今後しばらくは媒体への露出を増やし、ブランドの定着につとめるのだろう。主力商品なので予算が一番使えるタバコだ。
さて、開けて1本ずつ出してみると全く同じものだった。同時に吸っても当然のことながら区別がつかなかった。
特にすごく美味しいシガレットではないが、吸い慣れると離れられなくなるらしい。偉大なる平凡ブレンドとも言えよう。
世界にメビウスの輪が広がる事を願っている。
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