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1年くらい前から準備しつつも面倒でほったらかしにしていたテーマ。

名前だけ先に決めた。
「莨香道」(たばこうどう)
ダジャレっぽいが漢字で書くとけっこうそれっぽいでしょ。

香道のタバコ版だ。もちろん目的はタバコを美味しく吸うことなので、作法はとりあえず考えていない。
香道具を一部使用してタバコを楽しもう、という企み。果たしてうまくいったか。

用意したのは
・香炉(備前の湯のみを使った)
・香炉用の灰
・専用の小さな炭
・銀葉(雲母の薄い板)
これをこのようにセットする。

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用意したタバコは
1.フットを5mmカットしたCohiba Lanceros
2.10mm四方にカットしたSamuel Gawith Best Brown Flake
3.団子状に丸めたDunhill NightCap
4.団子状に丸めたSeven Seas Cherry

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ちなみに、香道では香りを「聞く」と表現する。嗅ぐよりも深く広い印象のよい言葉だと思う。
莨香道でも「莨を聞く」と表現しよう。

まずは基本のセッティングでチェリー以外を試す。
期待を込めてランセロスを聞く。
ほのかに香るハバナ。酸味が鼻腔に広がる。期待した香りとは違った。
次にBBFを聞く。
こちらも酸味、しかも杏のようなフルーツ香をかすかに感じた。ティンノートを強くしたような香りで悪くない。
そしてNightCapを聞く。
団子はすぐにほぐれてしまう。予想どおりのラタキア香。こちらもティンノートを強くした印象。タバコ感はさほど無いのは全てに言えることだ。

さて、若干期待はずれな印象の1回目。
次に炭の位置を上げ、火種にタバコを近づけて聞いてみる。
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ランセロス。
燃えてはいないけど、熱が強くなったことで葉巻の印象が強くなった。酸味も引っ込み、タバコ本来の香りが漂う。ただし、吸っている時に感じる総合感は無く、この香りをランセロスと言い当てることもハバナと言い当てることも難しい。
BBF。
こちらもタバコ感が強まるもフルーティーさはキープ。吸っている時と印象は変わるものの好印象。
NightCap。
また予想通り。ラタキア感が強まる。これは香炉を鼻から20cmほど離して、立ち上るラタキア香を楽しむのがよさそうだ。

タバコを低温で熱して、その香りを楽しむ、という意図ではこのセッティングがベストだった。
しかしタバコというのは燃やして得られる香りをターゲットにブレンドが設定されている。
なので、次に炭に直乗せで燃やしてみる。いわゆる焼香スタイルだ。
ランセロス。
やっとランセロスの香りが来た。ただし煙が出るので、香炉を20cm以上離さないと鼻が痛くなる。葉巻は直乗せがベストだ。
また、フットをカットするとほぐれやすいので、吸う際にカットしたヘッドを用いるのがよい。
鼻と香炉の距離を調整することで、変化が楽しめる。
BBF。
こちらもいつものパイプタバコだ。10mm四方を燃やすと煙が多くなりすぎるので、直乗せなら5mm四方で十分。
NightCap。
ちょっときつい。直接煙を吸い込むと鼻が痛くなる。テーブル上に置いてルームノートを楽しむのがよいだろう。
ここで初めてSeven Seas Cherryを乗せる。
予想以上の着香臭。とてもじゃないけど直接は無理なので、ルームノートタイプだ。セッティングとしては最初の基本セッティングが一番向いているだろう。

一通り試してみて「莨香道」の特徴をざっくりとまとめてみる。
・ニコチンはほとんど摂取せず、香りのみ楽しむ。
・たばこの種類によってセッティングを変え、ベストを探す。
・吸う時の香りとは違う香りを引き出すので、今までの評価が当てはまらない。
・銘柄当てなどのゲームが楽しめる。
・極少量のタバコで楽しめる。

これからも時々実験しながらより良い香りが聞けるよう精進しよう。

一応「ピエー流莨香道家元」を名乗っておく。
最後もダジャレで決めた。

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本日煙になったタバコ
莨香道
  Cohiba Lanceros:1片
  Samuel Gawith Best Brown Flake:1片
  Dunhill NiggtCap:1片
  Seven Seas Cherry:1片
Cigarette
  Golden Bat:6本
  中南海:3本
Cigar
  Cohiba Lanceros